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販売促進とパッケージデザイン事例『人気キャラの周年記念と商品の周年記念をコラボさせたパッケージアイディア』

販売促進とパッケージデザイン事例『人気キャラの周年記念と商品の周年記念をコラボさせたパッケージアイディア』

商品名:ハイチュウ
会社名:森永製菓株式会社
商品URL:
https://www.morinaga.co.jp/hi-chew/campaign/peanuts/

森永製菓株式会社は、やわらかく心地よい噛み応えかつ、果物のジューシーな味わいが楽しめるソフトキャンディ「ハイチュウ」から、スヌーピーやチャーリー・ブラウンなどピーナッツの人気キャラクターとコラボレーションしたデザインの「ハイチュウ」「ハイチュウアソート」を期間限定発売しました。

ともに長く愛されているブランド同士のコラボレーション商品により、ソフトキャンディ市場を活気づける狙いがあるようです。

このキャンペーンにおける販売促進の狙い

豊富なパッケージデザインとプレゼントキャンペーンで「複数買い」を促進

今回のコラボレーション商品のラインナップは「12粒ハイチュウ」15種類とハイチュウアソート2種類の全17種類。同じフレーバーのハイチュウでも異なるパッケージが用意されており、ついつい複数買いしてしまうことが予想されます。

全種類コンプリートして並べた姿もかわいく、ファンならずとも思わず揃えたくなってしまうようなデザインです。

また、対象商品を1つ以上購入したレシートで応募できるオリジナルグッズのプレゼントキャンペーンも展開中。消費者の購買意欲をさらに刺激しています。

長年の歴史があるから幅広い世代に商品を訴求できる

「ハイチュウ」は発売から45周年、「ピーナッツ」は原作コミック生誕70周年を迎える長寿ブランドです。どちらも固定ファンや様々な世代に愛されてきたからこそ、今日まで持続しているのでしょう。

今回の期間限定商品をハイチュウファンとピーナッツファン、それぞれのファンが店頭で見かければ、アイキャッチになり、自然と商品に誘引されるはず。

実際、SNSでも「ハイチュウにスヌーピーの絵書いてあって思わず買っちゃた(笑)」「スヌーピーのハイチュウがあったのでつい買いました」「スヌーピーに釣られて買っちゃいました」という声が投稿されています。

今回のキャンペーンまとめ

長い歴史を持つ商品は安定的に売上をあげられる一方で、売上をアップする施策は容易ではないのかも知れません。

「ハイチュウ」ほどの商品の場合、ほとんどの消費者が一度は味わったことがあると推測されますので、新フレーバーでない限りは既知の味と考えられます。そのため、売上アップへの働きかけとしては、味以外の要素で商品訴求を行う必要があるでしょう。そこで考えられるのがコラボレーション等による限定パッケージの展開です。

なかでも「ピーナッツ」のように人気のキャラクターの登場する作品とのコラボレーションは知名度が高く、売り場でのアイキャッチ効果・購買機会の創出に繋がることが期待できます。今回のキャンペーン事例は、最も効果的なキャンペーンのひとつといえるのではないでしょうか。

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